ユウキング（2007年生、母ユウキャラット）

ユウキング（2007年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時12歳）と交配したユウキャラットが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地8戦0勝、地方34戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の天秤座特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

6月6日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい18着に終わった。

8月28日、中8週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

4歳（2011年）

6月20日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンライズアルノを異次元の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のスターゲイトをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

8月10日、中4週で迎えた7戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のサウザーを3/4馬身振り切って断然人気に応えた。

9月14日、中4週で迎えた8戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマサゴールドを豪快な末脚で半馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

10月6日、中0週で迎えた10戦目は、一般C10（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のネラーズドリームに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月30日、中2週で迎えた11戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、シトリンスター賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた13戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

5歳（2012年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から25kg増やして迎えた14戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

3月14日、中5週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた15戦目は、春蘭特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた16戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、兼六園賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月31日、中5週で迎えた17戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、ミランダ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた18戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の大森浜特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた19戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

8月9日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、たけうちクリニック10周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマサゴットに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月24日、中1週で迎えた21戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、第4戦関ヶ原の戦い特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた22戦目は、丹羽昭生喜寿おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニュージョブを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

9月21日、中1週で迎えた23戦目は、尾花特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスピンヒーローを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月1日、中0週で迎えた24戦目は、天秤座特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオリオンローザに1馬身半の差をつけて9勝目を奪取した。

10月15日、中1週で迎えた25戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、カシオペア座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた26戦目は、亥の子賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエポックライジンをハナ差振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

11月27日、中3週で迎えた27戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（7戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったホウライジェントルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月20日、中2週で迎えた28戦目は、蕪賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた29戦目は、日英シャッター杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6歳（2013年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（10戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、アンアミューズドに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた31戦目は、麦の芽賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったレッドフェアリーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月5日、連闘で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（12戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のレッドフェアリーを3/4馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

2月18日、中1週で迎えた33戦目は、こじし座特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた34戦目は、白酒賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた35戦目は、弥生特別（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（13戦7勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた36戦目は、山葵賞（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた37戦目は、小米花賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（14戦7勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた38戦目は、新緑特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（15戦7勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた39戦目は、五月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（16戦7勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（17戦7勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた41戦目は、水無月特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（18戦7勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた42戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（19戦7勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。