ハクサン（2006年生、母ユーワクイーン）
Hakusan
2006.05.13
ハクサン（2006年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「白山。地名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時7歳）と交配したユーワクイーンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害36戦2勝2着9回。2013年の東京ジャンプステークス(JG3)で3着に入った他、2013年の中山新春ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2009年）
2月15日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。
3月22日、中4週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に敗れた。
4月11日、中2週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。
4月25日、中1週で迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
5月16日、中2週で迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
6月7日、中2週で迎えた6戦目は、B.プレブル騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2500m 晴/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
6月28日、中2週で迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、5着を確保した。
7月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。
8月15日、中3週で迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。
10月3日、中6週で迎えた10戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。
11月28日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。
4歳（2010年）
1月23日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
2月14日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったツインダイヤからハナ差の2着に甘んじた。
3月6日、中2週で迎えた14戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月8日、中8週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。
6月5日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月27日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレエキスパートからハナ差の2着に惜敗した。
7月17日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイディリックから3/4馬身差の2着に敗北した。
8月7日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（7戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノアララギから1馬身1/4差の2着に敗北した。
9月4日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石神深一騎手（8戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月1日、中7週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で石神深一騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウターラッキーから2馬身半差の2着に敗北した。
11月21日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドラゴンハンターに約17馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。
12月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5歳（2011年）
1月8日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた24戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（10戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月5日、中3週で迎えた25戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月21日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（12戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
6月11日、中2週で迎えた27戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3300m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（13戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月24日、中5週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（14戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月20日、中3週で迎えた29戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石神深一騎手（15戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月19日、中3週で迎えた30戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。
6歳（2012年）
1月8日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（16戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。
2月18日、中5週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（17戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月8日、中6週で迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（18戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月29日、中2週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（19戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったルールプロスパーから3馬身半差の2着となった。
6月9日、中5週で迎えた35戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（20戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。
7月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月2日、中7週で迎えた37戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（21戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月23日、中2週で迎えた38戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（22戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンレイデュークから3/4馬身差の2着となった。
11月3日、中5週で迎えた39戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（23戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。
12月1日、中3週で迎えた40戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（24戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマジェスティバイオから3/4馬身差の2着に敗北した。
7歳（2013年）
1月12日、中5週で迎えた41戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（25戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリザーブカードに5馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
3月3日、中6週で迎えた42戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で石神深一騎手（26戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンレイデュークからクビ差の2着に甘んじた。
4月13日、中5週で迎えた43戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で石神深一騎手（27戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月22日、中9週で迎えた44戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。
9歳（2015年）
3月15日、約21か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた45戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（28戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
4月19日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた46戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。
5月9日、中2週で迎えた47戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（29戦1勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。