ツインダイヤ（2006年生、母ハリスンマリー）

ツインダイヤ（2006年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「対の、うり二つの＋ダイヤ」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したハリスンマリーが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファーミングヤナキタ。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害6戦1勝、地方30戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

6月18日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエムザックローマンに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノトップガンに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのアグネスタキオンプレミアム1（ターフチャレンジ2）（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月11日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゴーゴーサスケに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

12月31日、中6週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S1のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2009年）

1月22日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンの’09桃花賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月26日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーサンオーに3馬身の差をつけて優勝

2月27日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のチューリップ特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた13戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（5戦2勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた15戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月15日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4歳（2010年）

1月17日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のハクサンをハナ差制して5勝目を掴み取った。

3月21日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で柴田未崎騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月1日、中5週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田未崎騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月9日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、ミルクランド北海道特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた24戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリリーオブザバリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5歳（2011年）

5月3日、約7か月半の休み明けで迎えた25戦目は、「門別温泉とねっこの湯」特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、早苗月特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた27戦目は、ムーンストーン特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた28戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、タイムパラドックス賞（門別ダート2000m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた29戦目は、JAにいかっぷピーマン特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた30戦目は、アドマイヤジャパン賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったドルフィンクエストに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月9日、中1週で迎えた31戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、マイネルラヴ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の野菜王国にったん特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた33戦目は、さっぽろハーベストランド収穫祭特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた34戦目は、門別プロパンガス事業協同組合特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた35戦目は、室蘭カレーラーメン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のスティッチに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

10月18日、中1週で迎えた36戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、浜菊特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のサッポロ金のオフ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた38戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。でレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。