レース展開

リリーオブザバリーが集団を引っ張る形、直後の位置にドルフィンクエストが取り付く

リリーオブザバリーがハナを奪い、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にドルフィンクエストが続く。その後ろ、ピンクバーディーとバーティカルラインが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、フジノダイヒットは中団やや前。ヒデサンラガーは中団馬群の真ん中を追走。ツインダイヤは中団後方の位置。ザラストアラビアンは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手でジックリと運ぶのはヤマノトレジャー。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはスタンドアチャンス。シンガリにルーズベルトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アドマイヤジャパン賞、ドルフィンクエストが能力の差を示すかの様な強い内容で久方ぶりの美酒

先頭はリリーオブザバリーとドルフィンクエストでリードは1馬身。ピンクバーディーとフジノダイヒットが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったのは2番人気のドルフィンクエスト。そのままドルフィンクエストが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に5馬身の差をつけて勝利した。2着には、中団後方の位置から迫力のある伸びを見せたツインダイヤが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったルーズベルトが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたフジノダイヒットが入線した。1番人気のヤマノトレジャーは中団前目にいたが見せ場なく7着に敗れた。