ターゴフレーム（1983年生、母シルバーフレーム）

ターゴフレーム（1983年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時13歳）と交配したシルバーフレームが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林順一。戦績は、中央平地32戦5勝2着5回、中央障害1戦0勝。1986年の白百合ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

10月6日、15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月27日、14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月17日、14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンスドレークから半馬身差の2着に敗北した。

12月1日、15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1986年）

3月23日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は小島貞博騎手。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月6日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月20日、4歳未勝利（京都芝2400m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のキングヘンリーに2馬身半の差をつけて勝利を手にした。

5月3日、4歳400万下の端午賞（京都芝2400m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月24日、4歳400万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のメジロデュレンに8馬身の差をつけて勝利を挙げた。

6月7日、3歳オープンの白百合ステークス（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、ネーハイコーワに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月18日、4歳以上900万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島貞博騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

11月2日、4歳以上900万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小島貞博騎手。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り4着に敗れた。

11月16日、ハンデ戦で4歳以上900万下の比良特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小島貞博騎手。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

11月30日、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小島貞博騎手。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、アイアンキョクセイに半馬身交わされて2着となった。

12月14日、4歳以上900万下の千種川特別（阪神芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で小島貞博騎手。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

4歳（1987年）

1月11日、ハンデ戦で5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

1月24日、5歳以上900万下の石清水特別（京都芝2200m 外回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

2月1日、ハンデ戦で5歳以上900万下の大津特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クラウンシバオーにクビ差交わされて2着となった。

3月21日、5歳以上900万下の関ケ原特別（中京芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は小島貞博騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のポールホーラーに4馬身の差をつけて勝利を収めた。

11月21日、4歳以上900万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月6日、ハンデG2の鳴尾記念（阪神芝2500m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

12月20日、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を5馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

5歳（1988年）

1月10日、5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着を確保した。

1月23日、ハンデ戦で5歳以上900万下の石清水特別（京都芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月20日、5歳以上900万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島貞博騎手。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月19日、ハンデ戦で5歳以上900万下の関ケ原特別（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小島貞博騎手。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月10日、5歳以上900万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小島貞博騎手。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマイオブセイダイに2馬身の差をつけて勝利を決めた。

4月24日、5歳以上900万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小島貞博騎手。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のメイショウヒエンに5馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

5月8日、5歳以上900万下の高瀬川特別（京都芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小島貞博騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月28日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の摩耶ステークス（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で小島貞博騎手。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

6月11日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の灘ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小島貞博騎手。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

6月25日、5歳以上1400万下のテレビ愛知賞（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で小島貞博騎手。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイオブセイダイに交わされて1馬身1/4差の2着に敗れた。

6歳（1989年）

4月30日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。