ネーハイコーワ（1983年生、母ネーハイトシ）

ネーハイコーワ（1983年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のネーハイジエツト（当時7歳）と交配したネーハイトシが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中島俊明。戦績は、中央平地14戦3勝2着4回。1986年の白百合ステークス(オープン)に勝利した他、1986年の若草賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

7月13日、8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイサリーから3馬身差の2着となった。

8月4日、7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズエースに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月1日、13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月28日、12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月27日、14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードシャンテイから半馬身差の2着となった。

12月14日、11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1986年）

1月5日、4歳400万下の福寿草特別（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は岩元市三騎手。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

3月9日、4歳400万下の芝桜賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

3月30日、4歳400万下のくすのき賞（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩元市三騎手。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアスコットプリンスに3馬身の差をつけて勝利を挙げた。

4月19日、3歳オープンの若草賞（京都芝2400m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったクラウンマーチにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

6月7日、3歳オープンの白百合ステークス（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るターゴフレームを豪快な末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

11月22日、4歳以上1400万下の高雄特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

12月21日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のサンタクロースハンデキャップ（阪神芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩元市三騎手。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

4歳（1987年）

1月6日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岩元市三騎手。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったクラウンルイヤーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。