ホウヨウガヴァナー（1993年生、母パープルホウヨウ）

ホウヨウガヴァナー（1993年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロティターン（当時15歳）と交配したパープルホウヨウが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、地方41戦8勝2着5回。1999年の稲穂賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小池滋厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1996年）

7月5日、デビュー戦は遠藤茂騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は514kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターダイテンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤茂騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で遠藤茂騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコトノツバキに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月28日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で遠藤茂騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカイエンシンオーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月28日、中3週で迎えた5戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で遠藤茂騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で遠藤茂騎手（5戦3勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で遠藤茂騎手（6戦3勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で遠藤茂騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1997年）

1月13日、中1週で迎えた9戦目は、台東区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で遠藤茂騎手（8戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマジックダンサーから2馬身半差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で遠藤茂騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で遠藤茂騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で遠藤茂騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月26日、中5週で迎えた13戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンポタイガーからクビ差の2着となった。

6月4日、中5週で迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は遠藤茂騎手（12戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトダンサーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月10日、中4週で迎えた15戦目は、海王星特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤茂騎手（13戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた16戦目は、冥王星特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で遠藤茂騎手（14戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンパルフェから1馬身半差の2着に敗北した。

9月7日、中2週で迎えた17戦目は、サファイア賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で遠藤茂騎手（15戦4勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

12月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で遠藤茂騎手（16戦4勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（1998年）

1月23日、中2週で迎えた19戦目は、墨田区特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で遠藤茂騎手（17戦4勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた20戦目は、品川区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で遠藤茂騎手（18戦4勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ホウザンファルコンに交わされて2馬身差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた21戦目は、銀嶺賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で遠藤茂騎手（19戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月16日、中6週で迎えた22戦目は、レグルス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で遠藤茂騎手（20戦4勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた23戦目は、てんびん座特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で遠藤茂騎手（21戦4勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた24戦目は、ポインタース特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で遠藤茂騎手（22戦4勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般B3三（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で遠藤茂騎手（23戦4勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた26戦目は、アルタイル賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で遠藤茂騎手（24戦4勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた27戦目は、サタデーナイト賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で遠藤茂騎手（25戦4勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

8月9日、中3週で迎えた28戦目は、幸運の泉賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で遠藤茂騎手（26戦4勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシルバークリエートを半馬身振り切って優勝

9月11日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のゴールデンナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で遠藤茂騎手（27戦5勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた30戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で遠藤茂騎手（28戦5勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた31戦目は、錦秋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で遠藤茂騎手（29戦5勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて6着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で遠藤茂騎手（30戦5勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた33戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で遠藤茂騎手（31戦5勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

6歳（1999年）

5月28日、約5か月の休養明けで迎えた34戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、ミズバショウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のコラソンをクビ差制して休養明けの一戦を物にした。

6月29日、中4週で迎えた35戦目は、なでしこ特別（宇都宮ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた36戦目は、文月特別（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた37戦目は、葉月特別（宇都宮ダート2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた38戦目は、芙蓉特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントリックから1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中3週で迎えた39戦目は、地方重賞の稲穂賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のランドヒューマに3馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

10月10日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞の宇都宮記念（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた41戦目は、草雲特別（足利ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワルーキーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。