ホウザンファルコン（1993年生、母ドラコニクフレーム）

ホウザンファルコン（1993年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のレインボーアンバー（当時7歳）と交配したドラコニクフレームが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方39戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年のオーチャード賞(一般B2二)。

経歴

デビュー前

佐藤順次厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1996年）

2月17日、デビュー戦は佐藤正晃騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 雪/稍重）に出走。馬体重は491kg。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

3月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正晃騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正晃騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトラノイーグルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正晃騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月15日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐藤正晃騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で佐藤正晃騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で佐藤正晃騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のハナホワイティに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（1997年）

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤正晃騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤正晃騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルシェーパーをクビ差制して3勝目をマークした。

2月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤正晃騎手（10戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた12戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベイプリティから半馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は佐藤正晃騎手（11戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた16戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクシンパールから半馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月7日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカノパールから1馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中2週で迎えた20戦目は、C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた21戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、アルファード特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月30日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、C1三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

11月20日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた23戦目は、ノベンバー特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた24戦目は、晴海特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ファイナルドリーム賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1998年）

1月21日、中2週で迎えた26戦目は、両国特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、逃げるアービルコマサを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた27戦目は、品川区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホウヨウガヴァナーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を収める

2月20日、中1週で迎えた28戦目は、早春賞（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた29戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、望春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた30戦目は、トゥインクルレースオープニング特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた31戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、カペラ賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた32戦目は、野馬追賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月30日、中2週で迎えた33戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったヨシカツタイコーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中0週で迎えた34戦目は、錦秋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のノーザンパルフェに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

12月5日、中3週で迎えた35戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、オーチャード賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のテツノコバンをアタマ差振り切って優勝

12月25日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の’98グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

6歳（1999年）

1月21日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の’99ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた38戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’99ベイサイドカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦のマーチ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

5月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の白馬岳特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた41戦目は、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

6月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の駒場特別（函館ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた43戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のみなみ北海道ステークス（函館芝2600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

11月13日、約3か月半の休養明けで迎えた45戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の磐梯山特別（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。