ベルモントプラズマ（2004年生、母ホープフェアリー）

ベルモントプラズマ（2004年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時17歳）と交配したホープフェアリーが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方42戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の三里塚特別(一般B3二)。

経歴

デビュー前

出川克己厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2007年）

1月12日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は487kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のマジソンハイツに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた5戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月3日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルニタチバナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

4歳（2008年）

1月9日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月6日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた8戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇田創騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキシュウトレジャーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月1日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で脇田創騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のグラスハーブに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月5日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1五アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で脇田創騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたマイハマクルーズ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇田創騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のモエレカサブランカをアタマ差振り切って5勝目をマークした。

8月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で脇田創騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で脇田創騎手（8戦4勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で脇田創騎手（9戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

10月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で脇田創騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

5歳（2009年）

3月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた17戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で脇田創騎手（11戦4勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で脇田創騎手（12戦4勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で脇田創騎手（13戦4勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、豊四季特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で脇田創騎手（14戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた21戦目は、五香特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で脇田創騎手（15戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったイングヴェイに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中3週で迎えた22戦目は、荒川区特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で脇田創騎手（16戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したオルタネートワンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

7月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で脇田創騎手（17戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた24戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、くろうま賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したタカヒロチャームを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイスシリアスワンを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って6勝目を掴み取った。

9月25日、中1週で迎えた26戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、シルバーホイップ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた27戦目は、銀杏特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は脇田創騎手（18戦4勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコッツウォルズをクビ差振り切って7勝目を手に入れた。

11月20日、中2週で迎えた28戦目は、三里塚特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（19戦5勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアンハートフェストに1馬身半の差をつけて優勝

12月11日、中2週で迎えた29戦目は、除月特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（20戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したスーパーミッションを差し切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6歳（2010年）

1月12日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、白富士盃（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で脇田創騎手（21戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

1月27日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた31戦目は、猛虎特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇田創騎手（22戦6勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月17日、中2週で迎えた32戦目は、春告鳥特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で脇田創騎手（23戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた33戦目は、春音特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で脇田創騎手（24戦6勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月2日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、サードニクス特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた35戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた36戦目は、豊年特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月2日、中7週で迎えた37戦目は、一茶特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は脇田創騎手（25戦6勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた38戦目は、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7歳（2011年）

1月19日、中5週で迎えた39戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリュウノツバサに1馬身半の差をつけて9勝目を収める

2月17日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた41戦目は、JRASSカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた42戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。