イントゥーイション（1999年生、母シャダイハマナス）

イントゥーイション（1999年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時12歳）と交配したシャダイハマナスが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方31戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳B2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、臼田浩義によって1,575万円で落札された。

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月24日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。17頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

7月7日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

8月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

9月29日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドサンボーイから4馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムゴーズバイに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のツルギパンサーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のブレスシャインをクビ差制して3勝目をゲットした。

12月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテラノヒーローに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月31日、中2週で迎えた12戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノマンゲツをハナ差制して怒涛の5連勝を決めた。

4歳（2003年）

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウノカンタローに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（8戦6勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

6月22日、中1週で迎えた17戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドサンホークをハナ差制して7勝目を挙げた。

7月19日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマジックチャームからクビ差の2着に甘んじた。

8月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（10戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた25戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた26戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、がんばる高知競馬激励特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた27戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月22日、中4週で迎えた28戦目は、景ちゃん卒業記念特別（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた30戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、がんばる高知競馬激励特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月3日、中1週で迎えた31戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、佐藤エージェンシー記念特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月13日、中5週で迎えた32戦目は、米ナス食べる週間3日目特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた33戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、誕生日記念大特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた34戦目は、スパイダーマン2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月28日、中3週で迎えた35戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、達者でな!石井君都落ち特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた36戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、9.10景亮2歳バースデー特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。