エイシンエイム（1987年生、母マイルドバンブー）

エイシンエイム（1987年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフイリツプオブスペイン（当時18歳）と交配したマイルドバンブーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、中央平地8戦0勝、地方13戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の一般C。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

3月10日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

10月27日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、出口敏幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

4歳（1991年）

1月26日、中6週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東田幸男騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

5月7日、中9週で迎えた9戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のベストラックに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月13日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリークラフトから4馬身差の2着となった。

8月4日、中3週で迎えた12戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミタカハタに3馬身の差をつけて優勝

8月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカイソクカジユンをハナ差制して3勝目を収める

5歳（1992年）

6月21日、約10か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングクロスに1馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（5戦3勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンオージヤに3馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

10月13日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で頼本盛行騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で頼本盛行騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月8日、中5週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で頼本盛行騎手（10戦4勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドネスマンナから半馬身差の2着となった。

6歳（1993年）

1月1日、中2週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で頼本盛行騎手（11戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後はキョウワノーブルと並んで5着同着となった。