ハヤテライリュウ（1997年生、母ニジノカケハシ）

ハヤテライリュウ（1997年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時13歳）と交配したニジノカケハシが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は佐藤秀美。戦績は、地方15戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤秀美から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

井手上慎一厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2000年）

3月29日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は536kg。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジョイファミリーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月8日、中6週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイチェッカーから半馬身差の2着に敗北した。

7月3日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴマンゴクダイヤに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月8日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミガバナから1馬身半差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2001年）

6月11日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた10戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したガマキングを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフジノタカラを3/4馬身振り切って優勝

7月21日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートタイガーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデナリーに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

9月2日、中3週で迎えた15戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で蔵重浩一郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスターアリオンを3/4馬身振り切って制した。