パルシア(2015年生、母ローザフィオーレ)

Parousia

2015.03.06

パルシア(2015年3月6日)は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「神の到来」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ(当時8歳)と交配したローザフィオーレが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、折手牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

石毛善彦厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(2017年)

11月11日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬福島芝1200m 小雨/良)に出走。馬体重は448kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

12月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利中山芝1200m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手(1戦0勝)。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3歳(2018年)

1月6日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利中山ダート1200m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手(2戦0勝)。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

3月3日、中7週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利小倉芝1200m 曇/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤシンス賞水沢ダート1400m 曇/不良)に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の水沢競馬場 桜並木賞水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手(1戦0勝)。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1一盛岡ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手(2戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳盛岡ダート1600m 小雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手(3戦0勝)。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はウインストロベリーと並んで1着同着となった。

6月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のヒナゲシ賞水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手(4戦1勝)。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2二水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手(5戦1勝)。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のモミジアオイ賞盛岡芝1600m 曇/重)に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手(6戦1勝)。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヒノモトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳B1盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のワンダモーニングショット賞盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(7戦1勝)。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二水沢ダート1400m 晴/良)に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず最後はスコーピオンキングと並んで5着同着となった。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2二水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は村上忍騎手(8戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモキリュウに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2盛岡芝1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手(9戦1勝)。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2盛岡ダート1000m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手(10戦1勝)。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた18戦目は、伊達の屋台賞盛岡ダート1000m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手(11戦1勝)。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウールを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月22日、中1週で迎えた19戦目は、フロックス賞盛岡芝1000m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手(12戦2勝)。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた20戦目は、サルビア賞盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手(13戦2勝)。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

12月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C1水沢ダート850m 曇/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手(14戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったアルタモーダに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、一般C1四水沢ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手(15戦2勝)。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4歳(2019年)

3月30日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、花巻ひえカレープロジェクト賞水沢ダート1600m 雪/稍重)に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2一水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(16戦2勝)。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた25戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2二水沢ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2水沢ダート850m 晴/良)に出走。鞍上は坂口裕一騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2盛岡ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(17戦2勝)。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5月21日、連闘で迎えた28戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2盛岡ダート1000m 雨/不良)に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したストリングスを差し切れず、1馬身半差の2着となった。