ブロッコダイナー（2001年生、母ダイナレアリティー）

ブロッコダイナー（2001年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名＋母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のブロッコ（当時10歳）と交配したダイナレアリティーが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方30戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年のアザレア特別(一般B8)。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月13日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

12月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3歳（2004年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月18日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のしゃくなげ賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月11日、中2週で迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

10月20日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップウォリアから4馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた11戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた16戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンゲンユキヒメから1馬身半差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリシーズに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月16日、中1週で迎えた18戦目は、東観音寺賞（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクルセイズに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月4日、中1週で迎えた19戦目は、さわらび特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミシックフォードからアタマ差の2着に甘んじた。

3月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマサヒメコバンに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月25日、連闘で迎えた21戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマノーブルに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

4月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、里桜特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロフティワンに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4月18日、連闘で迎えた23戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアズマノーブルに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般B4（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月23日、連闘で迎えた26戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（9戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（10戦5勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた29戦目は、キリンビールクラシック杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマヤノトップスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

8月22日、中1週で迎えた31戦目は、カンナ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマコトサンゴを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

9月26日、中2週で迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月17日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、和彦誕生日賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた35戦目は、水野峰雄・雅子結婚30周年記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月26日、中5週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた36戦目は、758ドリームゲッターズゆめちゃん賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5歳（2006年）

1月4日、連闘で迎えた37戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。