ビクトリアガルダン（2000年生、母スワノビクトリア）
Victoria Galdan
2000.05.09
ビクトリアガルダン（2000年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時10歳）と交配したスワノビクトリアが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、地方53戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の2歳(牝)。
経歴
デビュー前
石本義孝厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2002年）
7月16日、デビュー戦は板倉範明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月25日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板倉範明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月8日、中1週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のネバーマインドに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
8月21日、中1週で迎えた4戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテキサスコンコルドに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。
9月5日、中1週で迎えた5戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月18日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテンシノキラメキに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3歳（2003年）
1月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。
2月27日、中7週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。
3月12日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のティアラカップ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川勉騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。
7月9日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、牝馬限定のハンデ戦の3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で細川勉騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。
7月31日、中2週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。
8月22日、中2週で迎えた12戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
9月22日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
10月13日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた15戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の野菊賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
11月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
4歳（2004年）
4月21日、約5か月の休み明けで迎えた17戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月28日、連闘で迎えた18戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月3日、連闘で迎えた19戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三井邦夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着を確保した。
6月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三井邦夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月23日、中2週で迎えた22戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三井邦夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般D2-1（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般D3-1（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。
8月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般D2-2（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般D2-2（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。
9月16日、中1週で迎えた28戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月20日、連闘で迎えた31戦目は、アポイ山荘賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のエポックマンに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。
11月11日、中2週で迎えた32戦目は、門別ファンクラブ特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。
12月2日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルメモワールから1馬身半差の2着となった。
12月23日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた34戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のスターライトファンタジー賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエプソムスターダムに2馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。
5歳（2005年）
1月1日、連闘で迎えた35戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月31日、中1週で迎えた37戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月7日、連闘で迎えた38戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。
2月14日、連闘で迎えた39戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月21日、連闘で迎えた40戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。
2月28日、連闘で迎えた41戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月10日、中0週で迎えた42戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。
3月15日、連闘で迎えた43戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月24日、連闘で迎えた44戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月17日、中2週で迎えた45戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。
4月25日、連闘で迎えた46戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。
5月4日、連闘で迎えた47戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
5月22日、連闘で迎えた49戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた50戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブライティアクールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
6月12日、連闘で迎えた51戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。
6月19日、連闘で迎えた52戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。
7月2日、中1週で迎えた53戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマニンロータスを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。