イチブパワー（2002年生、母ノーブルテンダー）

経歴

デビュー前

2歳（2004年）

7月4日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウリキジンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中2週で迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの若武者賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の鎌倉記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月30日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3歳（2005年）

1月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレッドバイオリンを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

2月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のウインターフラワー賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたミラクルブライアン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったブラウンコマンダーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の菜の花特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月24日、中7週で迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菖蒲特別（川崎ダート1600m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月5日、中5週で迎えた14戦目は、3歳戦の夾竹桃特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したコスモメンツェルを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

7月30日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の向日葵特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた19戦目は、腰越特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

12月1日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた23戦目は、シンフォニー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

4歳（2006年）

1月27日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、ガーネット特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1二三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1二三（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた29戦目は、春光特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1二（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた31戦目は、端午特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた34戦目は、さくらんぼ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（12戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（14戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（15戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月14日、中6週で迎えた41戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（16戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた42戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の一般C1六 C2二（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（17戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。