ターフパーチェ（1998年生、母アグネスフェルティ）

ターフパーチェ（1998年3月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のオジジアン（当時15歳）と交配したアグネスフェルティが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方21戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月16日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のタマモスプリングを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた5戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

3歳（2001年）

5月12日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は太宰啓介騎手（5戦1勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳500万下のやまもも賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた10戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

4歳（2002年）

1月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた11戦目は、武庫川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月9日、中0週で迎えた12戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月9日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月24日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リネンクリスタルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミスターテンビーを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中3週で迎えた17戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ツルミコンコルドに交わされて2馬身半差の2着となった。

8月7日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

8月28日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川進也騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川進也騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で西川進也騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた25戦目は、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西川進也騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

5歳（2003年）

1月4日、中6週で迎えた26戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西川進也騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西川進也騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で西川進也騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で西川進也騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で西川進也騎手（13戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で西川進也騎手（14戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で西川進也騎手（15戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。