コスモプリックス（2010年生、母タイキランデヴー）

コスモプリックス（2010年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋賞」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時21歳）と交配したタイキランデヴーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉学。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上C2-40。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小泉学から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、小泉学から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,627.5万円で落札された。

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月15日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

4歳（2014年）

1月18日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサンマルグロワールに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

1月25日、連闘で迎えた3戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のサクラロードに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のエスティマーブルに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月23日、中1週で迎えた5戦目は、チャレンジシリーズ第40戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユキノソナタに1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（5戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（6戦3勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。