マイネルコンサート（1994年生、母ハーミツトレデイ）

マイネルコンサート（1994年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時7歳）と交配したハーミツトレデイが24歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は北俣ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方27戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の一般C4-1。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,100万円（11万×100口）で一口馬主が募集された。

大久保勝之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

10月13日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

3歳（1997年）

8月24日、約8か月の休み明けで迎えた6戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

11月22日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツインヤマトからアタマ差の2着に甘んじた。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったツインヤマトから半馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1998年）

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のショーマンシップに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカガノアケボノに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月22日、連闘で迎えた18戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーロードからアタマ差の2着となった。

9月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージクロスに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月26日、中0週で迎えた20戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジョンデビクトリーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の村杉ハンデキャップ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフィオレンテーナをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月15日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた24戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月23日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1999年）

4月6日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクラデリーに1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた29戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C6-1（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月25日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミグレーサをクビ差制して7勝目を獲得した。

8月7日、中1週で迎えた31戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイーグルクイーンに1馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

8月28日、中2週で迎えた32戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーエーシックから半馬身差の2着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスノゴールドからハナ差の2着に甘んじた。

10月4日、中2週で迎えた34戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のネバーギブアップに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月22日、中6週で迎えた35戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。