ディバインシルバー（1998年生、母Be My Baby）
Divine Silver
1998.03.24
ディバインシルバー（1998年3月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のSilver Deputy（当時13歳）と交配したBe My Babyが4歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地25戦6勝2着1回、地方29戦4勝2着7回。2004年の全日本サラブレッドカップ(G3)に勝利した他、2004年の北海道スプリントカップ(G3)を制するなど、重賞4勝を挙げた。
経歴
デビュー前
和田正道厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2001年）
1月13日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
3月25日、中9週で迎えた2戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。端をきる形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルスクイーズに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。
7月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、3歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。
8月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。
10月28日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下の雲雀ケ原特別（福島ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
11月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の比良山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（4戦2勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマコトセイウンを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。
4歳（2002年）
2月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の橿原ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦3勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネツフルーヴに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
3月30日、中7週で迎えた8戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で穂苅寿彦騎手（6戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
4月13日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦でオープンの京葉ステークス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で穂苅寿彦騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。
5月12日、中3週で迎えた10戦目は、栗東ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で穂苅寿彦騎手（8戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のニホンピロサートに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月13日、中4週で迎えた11戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で穂苅寿彦騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウスヴィグラスから2馬身差の2着に敗北した。
8月16日、中8週で迎えた12戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で穂苅寿彦騎手（10戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サウスヴィグラスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
9月29日、中5週で迎えた13戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で穂苅寿彦騎手（11戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
11月17日、中6週で迎えた14戦目は、霜月ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で穂苅寿彦騎手（12戦5勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。
12月28日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で穂苅寿彦騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたノボトゥルー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。
5歳（2003年）
1月12日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた16戦目は、ハンデG3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で穂苅寿彦騎手（14戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
2月1日、中2週で迎えた17戦目は、G3の根岸ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で穂苅寿彦騎手（15戦5勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、5着に終わった。
2月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で穂苅寿彦騎手（16戦5勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。
5月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマコトセイウンを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。
6月12日、中3週で迎えた20戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月15日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターキングマンに7馬身の差をつけて待望の重賞初制覇を果たした。
9月24日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ノボトゥルーにクビ差交わされて2着に甘んじた。
12月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ギャラクシーステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。
6歳（2004年）
1月11日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデG3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。
1月31日、中2週で迎えた25戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。
3月22日、中6週で迎えた26戦目は、G3の黒船賞（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノボトゥルーに1馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを奪取した。
5月3日、中5週で迎えた27戦目は、G3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月17日、中5週で迎えた28戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノボトゥルーに2馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルをゲットした。
8月13日、中7週で迎えた29戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャドウスケイプを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
9月29日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた30戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。
11月3日、中4週で迎えた31戦目は、G1のJBCスプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。
11月23日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、G3の全日本サラブレッドカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨシノイチバンボシに1馬身の差をつけて4つ目の重賞タイトルを獲得した。
12月7日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた33戦目は、G3のとちぎマロニエカップ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で安藤勝己騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月28日、中2週で迎えた34戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤勝己騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。
7歳（2005年）
3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、G3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で安藤勝己騎手（12戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。
5月3日、中5週で迎えた36戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、G3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。
5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。
6月16日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた38戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。
8月15日、中8週で迎えた39戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エンゲルグレーセに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。
9月3日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦でオープンの越後ステークス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トウショウギアに交わされて6馬身差の2着となった。
10月5日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた41戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。
8歳（2006年）
1月8日、約3か月の休み明けで迎えた42戦目は、ハンデG3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
3月20日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
5月3日、中5週で迎えた44戦目は、G3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（17戦5勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。
6月15日、中5週で迎えた45戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（18戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。
8月14日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた46戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（19戦5勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アグネスジェダイにクビ差交わされて2着に惜敗した。
9月2日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンのBSN賞（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（20戦5勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。
10月4日、中4週で迎えた48戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（21戦5勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。
12月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた49戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で穂苅寿彦騎手（22戦5勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。
9歳（2007年）
2月4日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた50戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で穂苅寿彦騎手（23戦5勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。
3月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた51戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で穂苅寿彦騎手（24戦5勝）。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に終わった。
5月13日、中6週で迎えた52戦目は、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で穂苅寿彦騎手（25戦5勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。
6月12日、中3週で迎えた53戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で穂苅寿彦騎手（26戦5勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月14日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた54戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で穂苅寿彦騎手（27戦5勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。