第37回 高松宮記念 (G1)

レース展開

ディバインシルバーが後続を率いる形、その半馬身後ろにエムオーウイナーが取り付く

ディバインシルバーが端を取り切り、半馬身のリードで集団を引っ張っていく。2番手にエムオーウイナーが続く。続いて、オレハマッテルゼが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、シーイズトウショウは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはサチノスイーティーとプリサイスマシーン。その1馬身後ろ、スズカフェニックスは中団前寄り。アンバージャック、モンローブロンド、マイネルスケルツィらは中団馬群のど真ん中を併走。スピニングノアール、コスモフォーチュン、ペールギュントらは中団後方の位置取り。タマモホットプレイは後方5番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはキーンランドスワン、リキアイタイカン、スリーアベニュー。どん尻にビーナスラインがいる隊列で最初のコーナーを通過。

高松宮記念、スズカフェニックスがアグレッシブなレーススタイルで上半期スプリント王の座を勝ち取る

先頭はディバインシルバーでリードは半馬身。2番手にエムオーウイナーが続く。そのすぐ後ろ、シーイズトウショウとオレハマッテルゼが3番手。1馬身離れて、サチノスイーティー、プリサイスマシーン、スズカフェニックスらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいた1番人気のスズカフェニックスが猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団後方の位置から堅実な伸びを見せたペールギュントが続き、2着とクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置からゴールまでジワジワと伸びた2番人気のプリサイスマシーンが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えたビーナスラインが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたオレハマッテルゼが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはマイネルスケルツィが入った。