クリノスラッガー（2020年生、母クリノミユキチャン）

クリノスラッガー（2020年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+強打者」。毛色は鹿毛。種牡馬のアスカクリチャン（当時13歳）と交配したクリノミユキチャンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日西牧場。主な勝ち鞍は2024年の五条川特別(一般C11)。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月21日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は542kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた2戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

5月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

2023年6月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月13日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2五（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、トゥインクルファンファーレ賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた8戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、C3一3歳以上（園田ダート820m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4歳（2024年）

2月12日、中5週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた10戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、☆松本拓磨生誕記念☆（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアイルグロースに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサウンドジャッカルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中1週で迎えた12戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3スナさん604へ集合記念（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリアルブリージーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月27日、中1週で迎えた13戦目は、五条川特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のバージャンフォースに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。