リアルブリージー（2020年生、母キョウワセロトーレ）

リアルブリージー（2020年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「超快適」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時12歳）と交配したキョウワセロトーレが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社鹿児島国際ゴルフ倶楽部協和牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿児島国際ゴルフ倶楽部から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月30日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2023年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

2023年5月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月16日、中4週で迎えた6戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート920m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

11月14日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C29（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

12月20日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C33（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったプエルトボニータに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C31（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったウエスタンラピダに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

2月12日、中1週で迎えた14戦目は、いさおさん、いつもありがとう。（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキーコンパスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3スナさん604へ集合記念（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、クリノスラッガーに交わされて5馬身差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C15（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジャクソンテソーロを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月2日、中4週で迎えた18戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で横井将人騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のピスティスに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。