メアリーワンダー（1996年生、母オーテッセン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、前川牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

3歳（1999年）

4月8日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月25日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のサンコーダンディに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中2週で迎えた4戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

7月27日、中0週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったロナウドスキーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ゼンノポイントに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4歳（2000年）

2月25日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、5歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた13戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた14戦目は、5歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石井勝男騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったライフウからクビ差の2着となった。

4月7日、連闘で迎えた15戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3二ウ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2七ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のストローハットに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

5月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンパッサーから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のマスターバリューをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキハイパワーに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

9月2日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた23戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般C1（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5歳（2001年）

4月2日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた27戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（11戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

7月17日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。