トウカイローマン（1981年生、母トウカイミドリ）
Tokai Roman
1981.05.19
トウカイローマン（1981年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時9歳）と交配したトウカイミドリが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡部牧場。戦績は、中央平地30戦5勝2着4回。1987年の京都大賞典(G2)に勝利した他、1987年の新潟大賞典(ハンデG3)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞2勝を挙げた。
経歴
1歳（1983年）
11月26日、12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハンテンジャガーから8馬身差の2着となった。
12月17日、10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアスコットガビーに2馬身の差をつけて勝利を物にした。
2歳（1984年）
1月14日、16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。最後は、2着のロングソレイユに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。
1月22日、14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツサーペンから5馬身差の2着に敗北した。
3月11日、13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月8日、21頭立ての18番人気で18番ゲートからスタート。4着を確保した。
5月20日、25頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイアナソロンに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。
9月9日、7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月14日、12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月4日、21頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着に入った。
12月9日、12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月23日、17頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。
3歳（1985年）
3月17日、10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月14日、8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月12日、11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月7日、11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月4日、9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
8月18日、14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5歳（1986年）
4月13日、大阪城ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって5着に終わった。
5月3日、ハンデ戦でオープンのメイステークス（東京芝2300m 小雨/重）に出走。鞍上は柴田政人騎手。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。
6月1日、ジューンステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブルーダーバンに1馬身3/4の差をつけて勝利を決めた。
6月22日、G2の高松宮杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。
6歳（1987年）
4月19日、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。
5月10日、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったセッテジュノーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。
5月30日、メトロポリタンステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったニシノエイカンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
7月12日、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
8月30日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
10月11日、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り 曇/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のペルシアンパーソを半馬身振り切って勝利を決めた。
11月29日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。
12月27日、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。