マルブツサーペン（1981年生、母ビーゲイ）

マルブツサーペン（1981年5月9日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサーペンフロ（当時10歳）と交配したビーゲイが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地36戦5勝2着1回、中央障害24戦5勝2着3回。1989年の阪神障害ステークス（春）(ハンデ重賞)で3着に入った他、1986年の平安ステークス(オープン)に勝利する活躍をした。その他にも重賞2勝を挙げた。

経歴

1歳（1983年）

9月18日、7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニゾンパワーに3馬身半の差をつけて勝利を物にした。

10月15日、9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2歳（1984年）

1月22日、14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイローマンに5馬身の差をつけて勝利を決めた。

2月12日、13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドウェイから1馬身1/4差の2着となった。

3月4日、11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のボアソルチに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月15日、18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月27日、21頭立ての21番人気で大外21番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月2日、10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1985年）

1月6日、10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月3日、16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2月17日、15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月31日、16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。4着に入った。

5月12日、11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のエーコーフレンチに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

6月23日、12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月7日、17頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

9月15日、9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月2日、6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1986年）

1月15日、平安ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスコルピオンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月2日、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

2月16日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

3月9日、関門橋ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月30日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は加用正騎手。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。

5月11日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。17頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

6月8日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月6日、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手。21頭立ての13番人気で20番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

8月17日、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

8月24日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

6歳（1987年）

3月29日、コーラルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月3日、栗東ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月17日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

6月7日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月25日、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は池添兼雄騎手。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、G3のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

7歳（1988年）

1月5日、ハンデG3の金杯（京都芝2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は猿橋重利騎手。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

2月6日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は池添兼雄騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で池添兼雄騎手。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモベーダーに6馬身の差をつけてトップでゴールインした。

3月12日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 曇/不良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は藤原哲朗騎手。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月23日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は酒井浩騎手。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月14日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のインターツクバに2馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

6月4日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で酒井浩騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月17日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で酒井浩騎手。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラガーシェブロンから5馬身差の2着となった。

8歳（1989年）

1月20日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で酒井浩騎手。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月29日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で酒井浩騎手。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーブルレリックから3馬身差の2着に敗れた。

2月18日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で酒井浩騎手。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月11日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井浩騎手。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月8日、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は9戦連続で酒井浩騎手。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月3日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で酒井浩騎手。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のキングリフォーに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月2日、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で酒井浩騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で酒井浩騎手。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

9歳（1990年）

2月17日、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は13戦連続で酒井浩騎手。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月10日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で酒井浩騎手。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月7日、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は15戦連続で酒井浩騎手。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラモノノフから3馬身半差の2着となった。

6月2日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフレッシュナムラに約13馬身の大差をつけて勝利をモノにした。

7月1日、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカンパリーホープに半馬身の差をつけて勝利した。

12月15日、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10歳（1991年）

1月13日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月10日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で岡冨俊一騎手。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。