第34回 中京記念 (G3)

レース展開

ジンフーセンがハナに立つ形、僅かな差でハギノショウリュウとキャノンゼットが続く

ジンフーセンがハナを奪い、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にハギノショウリュウとキャノンゼットが並ぶ。そのすぐ後ろ、メジロルーベンスが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはイブキカネールとサクラシンボリ。その1馬身後ろ、ニューギャロップは中団前寄り。クラウンエクシードは中団馬群の真ん中付近を追走。マルブツサーペン、メジロトーマス、ロングクイックらは中団後方の位置。アローボヘミアンは後方4番手で機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはシンボリヨーク。最後方にカシマアーバンとシャイニングルビーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

中京記念、シャイニングルビーが古馬の底力を見せる様な堂々たる走りで勝利をつかむ

先頭はサクラシンボリでリードは半馬身。2番手にキャノンゼット、アローボヘミアン、シンボリヨークらが続く。その直後、ロングクイック、メジロトーマス、カシマアーバン、シャイニングルビーらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位まで進出していたシャイニングルビーが驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を収めた。2着には、5番手の位置からスパッとキレる脚を見せたカシマアーバンが続き、2着と半馬身差の3着には、2番手の位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切った12番人気のシンボリヨークが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、好位で直線を迎えた2番人気のメジロトーマスが入線、さらに半馬身差の5着には、同じく好位にいたロングクイックが食い込んだ。1番人気のマルブツサーペンは最後方にいたがあとひと伸びが足りず9着に敗れた。