メジロトーマス（1981年生、母メジロツシマ）

メジロトーマス（1981年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のフイデイオン（当時9歳）と交配したメジロツシマが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地27戦6勝2着6回。1986年の天皇賞（春）(G1)で2着に入った他、1986年の宝塚記念(G1)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞2勝を挙げた。

経歴

1歳（1983年）

11月12日、8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のハクラクテンをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月17日、8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2歳（1984年）

1月21日、8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒデノカザンから1馬身半差の2着となった。

2月4日、10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月18日、8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月1日、6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月15日、9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月12日、6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトライコウに1馬身1/4の差をつけて勝利を掴んだ。

9月8日、15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月23日、10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシバリッキーからアタマ差の2着となった。

10月14日、9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニングルビーから2馬身差の2着となった。

11月3日、10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドサイトをハナ差制してトップでゴールに飛び込んだ。

11月25日、10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングレザーからクビ差の2着となった。

12月9日、7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカシバオーに1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。

3歳（1985年）

1月6日、10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリウジンフジに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月17日、15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のシンセイカンをハナ差制して勝利を掴み取った。

3月10日、10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月2日、10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月21日、9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1986年）

1月5日、ハンデG3の金杯（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は村本善之騎手。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

2月2日、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月16日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

3月9日、ハンデG2の鳴尾記念（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は飯田明弘騎手。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月29日、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたクシロキング決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月1日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。17頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったパーシャンボーイにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。