ジンフーセン（1982年生、母フーセン）

ジンフーセン（1982年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時17歳）と交配したフーセンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地44戦7勝2着3回。1987年の金鯱賞(ハンデG3)で4着に入った他、1987年のエメラルドステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

2歳（1985年）

1月26日、13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月3日、13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターメッセージから1馬身半差の2着となった。

3月10日、6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスティービーナムラから2馬身半差の2着に敗れた。

3月23日、12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキランパートに半馬身の差をつけて勝利を収めた。

4月13日、12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月29日、8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月19日、10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月8日、13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月22日、8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に沈んだ。

7月28日、11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月10日、12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネイシンから1馬身半差の2着となった。

10月6日、11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のユキヒロノペガサスに3/4馬身の差をつけて勝利を収めた。

10月20日、14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月2日、8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月8日、8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイロマンに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

12月14日、11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のサージツービートをクビ差制してトップでゴールへと飛び込んだ。

4歳（1986年）

1月19日、G2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月2日、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は上野清章騎手。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

3月9日、関門橋ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小屋敷昭騎手。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3月30日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田島信行騎手。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月11日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は松永昌博騎手。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月22日、G2の高松宮杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

7月12日、4歳以上900万下の有明特別（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は田島信行騎手。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

7月27日、ハンデ戦で4歳以上900万下の九州スポーツ新聞杯（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月10日、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

8月24日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武田悟騎手。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月28日、4歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月12日、ハンデ戦で4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5歳（1987年）

1月31日、5歳以上900万下の山城特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2月14日、5歳以上900万下の響灘特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武田悟騎手。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマックスルーラーに2馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

2月22日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3月28日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の京橋ステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハギノビジョウフに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月11日、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月24日、エメラルドステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は武田悟騎手。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマチカネコーシをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月28日、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月9日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武田悟騎手。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6歳（1988年）

2月27日、5歳以上1400万下の甲南ステークス（阪神芝2500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武田悟騎手。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

6月18日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の桶狭間特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月9日、5歳以上1400万下の東海ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。