ペダンクルアーチ（2018年生、母アーリーアメリカン）

Peduncle Arch

2018.04.24

ペダンクルアーチ（2018年4月24日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「鯨の水面でのパフォーマンス」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時17歳）と交配したアーリーアメリカンが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年の千葉県畜産フェア賞3(一般C2四五)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、谷掛龍夫によって4,320万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

2月14日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月27日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、千葉県畜産フェア賞3（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のキングフリオーソに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月30日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、犬吠埼賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2022年）

1月10日、中5週で迎えた9戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、成田山賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、馬い!津田沼サンサンエッグ発売記念（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウタニカゼに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1三四五ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた12戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド賞（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のビギナーズラックを半馬身振り切って雨中の激闘を制した。

6月1日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、大原優乃イメージキャラクター就任記念（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のミエノハヤブサをクビ差振り切って3勝目を挙げた。

12月2日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、リゲル賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた15戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

5歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、20thゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月9日、中5週で迎えた17戦目は、馬い!佐賀小松のレモン発売記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したタイムモーメントを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、谷掛龍夫によって4,320万円で落札された。

山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。

3月15日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、馬い!盛岡さんふじリンゴ食べよう（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月6日、約6か月の休養明けで迎えた18戦目は、馬い!祝!八肥の会200回記念（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた19戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、なまずの集い 全国なまずサミット賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のリノメテオールを3/4馬身振り切って4勝目を収める

9月28日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、馬い!北本トマトを食べよう（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のキラットを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

10月27日、中3週で迎えた21戦目は、パキラ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモダナイズクィーンを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

12月1日、中4週で迎えた22戦目は、サンダーソニア賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず最後はベストホリデーと並んで11着同着となった。

6歳（2024年）

2月9日、中9週で迎えた23戦目は、駿光賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦3勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月7日、中3週で迎えた24戦目は、春興賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（5戦3勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。