サウザンドオークス（2011年生、母シャトーサウザンド）

サウザンドオークス（2011年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカの都市名」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時14歳）と交配したシャトーサウザンドが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地9戦0勝2着3回、地方18戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の果穂誕生2周年記念(一般B6)。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

11月24日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、チャプレットに交わされて1馬身差の2着となった。

3歳（2014年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

2月23日、中5週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4月27日、中8週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

5月17日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、エンドレストライに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（6戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ハタノエンジェルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月27日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（7戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

4歳（2015年）

10月30日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月20日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったピュウモッソに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた13戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったシャトルソニックに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2016年）

1月21日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

3月24日、中5週で迎えた16戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のエーシンモナコをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月15日、中0週で迎えた18戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた19戦目は、野々村忠!頑張れよグランプリ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、アイズフォワードに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月1日、中2週で迎えた21戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、ダークホースラジオ協賛ノダ記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したコパノサンテラを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月13日、中3週で迎えた23戦目は、タガノジンガロメモリアル（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンジョに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中4週で迎えた24戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた25戦目は、果穂誕生2周年記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒデノクィーンをハナ差振り切って雨中の一戦を制した。

10月11日、中4週で迎えた26戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、陣屋特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。