ワイドイルマン（1989年生、母タマモトウショウ）

経歴

デビュー前

3歳（1992年）

4月25日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のスズハーモニーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月30日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた4戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳500万下（中京芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

4歳（1993年）

5月2日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、5歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた8戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

7月24日、中3週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた10戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

9月19日、中7週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトナミグリーンに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタルマエロックに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月23日、中2週で迎えた13戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた14戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファンシーから2馬身半差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた15戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサブキロイヤルからハナ差の2着に甘んじた。

12月11日、中2週で迎えた16戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1994年）

1月5日、中3週で迎えた17戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツマッドネスに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

2月6日、中4週で迎えた18戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストセナに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダムゼルから1馬身半差の2着となった。

11月2日、約8か月の休養明けで迎えた21戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。12着に敗れた。