ワカテイション（1990年生、母ワカサツキ）

ワカテイション（1990年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレシテイシヨン（当時12歳）と交配したワカサツキが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は能登ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方44戦12勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年のアルデバラン特別(B3-1)。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月6日、デビュー戦は徳吉一己騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

9月12日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた5戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4歳（1994年）

11月27日、約13か月半の休養明けで迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシナノヨネクラからクビ差の2着に甘んじた。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスギノチヨノオーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリキフジオーに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

5歳（1995年）

4月2日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般C5-1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクーリングからハナ差の2着に甘んじた。

4月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノチャイルドに1馬身の差をつけて3勝目を収める

5月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5-1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハンターネオをクビ差制して4勝目を手にした。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトニノプリンセスに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージエンペラーに1馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（8戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケンプレミアムに4馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

7月23日、中3週で迎えた16戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた17戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコーサイダンサーに半馬身の差をつけて優勝

9月5日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアクティブライナーに3馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

9月19日、中1週で迎えた19戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた20戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンダムカリムに6馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアクティブライナーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月7日、中1週で迎えた22戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、中4週で迎えた23戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（6戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルドームからクビ差の2着に甘んじた。

6歳（1996年）

1月4日、中0週で迎えた25戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（8戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウジャランに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月5日、中2週で迎えた27戦目は、恋路賞（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺壮騎手（10戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた28戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサポートボーイから1馬身半差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（13戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた33戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（14戦6勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（10戦6勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（11戦6勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた36戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（12戦6勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（13戦6勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1997年）

1月6日、中2週で迎えた38戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月13日、約3か月の休養明けで迎えた39戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（14戦6勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（15戦6勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（16戦6勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（17戦6勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた43戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（18戦6勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた44戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（19戦6勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた45戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた46戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（20戦6勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた47戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山本益男騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた48戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（21戦6勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた49戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。