ワールドチャンプ（1992年生、母ナトリダンサー）

ワールドチャンプ（1992年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドスローン（当時6歳）と交配したナトリダンサーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方57戦7勝2着7回。1999年のクリスタル特別(一般A)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中村健二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1995年）

6月9日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンテンビューに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月10日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモーニングルビーに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（1996年）

1月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月5日、中4週で迎えた6戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーフラワーから2馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で脇本一幸騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で脇本一幸騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、秋吉和美騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティロディーに3馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

6月3日、中2週で迎えた11戦目は、真珠特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋吉和美騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋吉和美騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイムリーに半馬身の差をつけて4勝目をマークした。

7月3日、中2週で迎えた13戦目は、海王星特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋吉和美騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋吉和美騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、冥王星特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋吉和美騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた16戦目は、天王星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋吉和美騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、ハーベストムーン特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で秋吉和美騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で秋吉和美騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で秋吉和美騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月18日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で秋吉和美騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で秋吉和美騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた22戦目は、小石川特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で秋吉和美騎手（12戦2勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1997年）

1月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で秋吉和美騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップタイトから1馬身差の2着となった。

2月1日、中2週で迎えた24戦目は、C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で秋吉和美騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた25戦目は、道玄坂特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で秋吉和美騎手（15戦2勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた26戦目は、高円寺特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で秋吉和美騎手（16戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月28日、中9週で迎えた27戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、豊平峡特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた28戦目は、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた29戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、スターマイン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングユーカーからクビ差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた30戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた31戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーサウスに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月21日、中3週で迎えた32戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハローイーグルに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月3日、中1週で迎えた33戦目は、十勝平野特別（帯広ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた34戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の旭岳賞（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた35戦目は、美唄特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマサシャトルに半馬身の差をつけて優勝

10月15日、中1週で迎えた36戦目は、野分特別（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（6戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた37戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、夕張特別（岩見沢ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1998年）

9月28日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた39戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた40戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後はキタノレインボーと並んで4着同着となった。

12月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、一般B（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月19日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた42戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（1999年）

1月16日、中3週で迎えた43戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた44戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカツキホーオーから1馬身半差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた45戦目は、室根特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた46戦目は、一般B（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカツキホーオーから1馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた47戦目は、平庭特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた48戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダーライデンから6馬身差の2着となった。

6月19日、中1週で迎えた49戦目は、一般B C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた50戦目は、一般B（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月18日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた51戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、十勝ワイン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた52戦目は、クリスタル特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラチャンピオンから半馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた53戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、樽前山特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた54戦目は、琴似特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた55戦目は、美しが丘特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月11日、中1週で迎えた56戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた57戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、新千歳特別（門別ダート2000m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。