ネイティヴランナー（1994年生、母マルベリーラック）

ネイティヴランナー（1994年5月4日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時9歳）と交配したマルベリーラックが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）二風谷ファーム。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方37戦6勝2着7回。1999年のおおとりオープン(ハンデ)に勝利した他、2000年の隅田川オープン(ハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月7日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったオースミダンシングにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

7月20日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村山明騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村山明騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着を確保した。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダンツセンチュリーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

12月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォアーアンドモアから1馬身差の2着となった。

4歳（1998年）

1月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアイダンスボーイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウィナーズリックをハナ差振り切って2勝目をゲットした。

3月13日、中4週で迎えた13戦目は、渋谷区特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で朝倉実騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

4月29日、中6週で迎えた14戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、こじし座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のタイガータイセンを半馬身振り切って3勝目を収める

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、ポインタース特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したランドアリエスにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月31日、中1週で迎えた16戦目は、スピカ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた17戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサンデーナイト賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のスタールビー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったアーデルコントラにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、明星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリチャンからハナ差の2着に惜敗した。

7月24日、連闘で迎えた20戦目は、アイーダホーン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したグローリタイアンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、ハンデ戦のレミニス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のハッピーナイト賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（7戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のトパーズ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のハイフレンドターボに1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

12月3日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のターコイズ賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮浦正行騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヨシノテイオーをクビ差振り切って5勝目をマークした。

12月25日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の’98グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮浦正行騎手（10戦3勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5歳（1999年）

2月25日、中8週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の’99メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宮浦正行騎手（11戦3勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月14日、中6週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のケンタウルス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の’99グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（12戦3勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のさつき特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の’99ブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

7月6日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の’99プラネットカップ（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の’99サマーナイトカップ（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

8月11日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の’99トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月8日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の’99ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた36戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（8戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月12日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宮浦正行騎手（14戦3勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリオネーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

11月30日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に53.5kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（15戦4勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月29日、中3週で迎えた39戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

6歳（2000年）

2月2日、中4週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の’00ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（16戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月22日、中6週で迎えた41戦目は、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（17戦4勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月9日、中6週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の’00グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（18戦4勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は市村誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた44戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したトウケイメモリーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

8月6日、中5週で迎えた45戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るボーイフレンドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月18日、中1週で迎えた46戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。