ジェニティリス（1999年生、母ニューポートマダム）

ジェニティリス（1999年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェニュイン（当時7歳）と交配したニューポートマダムが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高村伸一。戦績は、中央平地15戦0勝、地方14戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の安くて!うまい!御食事処若駒記念(一般C4イ)。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月5日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

1月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月3日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月16日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた8戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた9戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月3日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2003年）

4月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた11戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリリープレミアムからクビ差の2着に惜敗した。

6月3日、中3週で迎えた13戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワバンカーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月17日、中1週で迎えた14戦目は、株式会社屋根のスズケン記念（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエナージーからアタマ差の2着に惜敗した。

6月29日、中1週で迎えた15戦目は、7月5日正秋&麻衣子の結婚式晴れま賞（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、ネット地方競馬ファン賞・スプリント（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、R4記念（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で須田英之騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5ニ（上山ダート1250m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で須田英之騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワバンカーからハナ差の2着に甘んじた。

9月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般C5ロ（上山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で須田英之騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノハトホルから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で須田英之騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノヤマヒメに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月28日、中1週で迎えた21戦目は、縣泰範ギロッポンステークス（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で須田英之騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリアメリカンから3馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた22戦目は、安くて!うまい!御食事処若駒記念（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で須田英之騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイビクトリーをクビ差制して3勝目を挙げた。

11月11日、中3週で迎えた23戦目は、佐藤喜志夫戯曲集出版記念（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で須田英之騎手（13戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2004年）

7月11日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた24戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月13日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた28戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宇田登志夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた29戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。