マルサンブライアン（2009年生、母ヴイプラド）

マルサンブライアン（2009年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時17歳）と交配したヴイプラドが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は2012年の「オープニングとく戦」。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

4月28日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は510kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は水口優也騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた4戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のディーエスデュランに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホープフルレディに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のディーエスデュランに3/4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の初秋スプリント（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンザクラからクビ差の2着に甘んじた。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の津森敏史・綾香結婚記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクスノーマンからクビ差の2着に甘んじた。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライチャンスからクビ差の2着に甘んじた。

10月14日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の夕焼けサンセットとく戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田祥嗣騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーペガサスをハナ差制して断然人気に応えた。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡田祥嗣騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームラナキラから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岡田祥嗣騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノラングラーから1馬身差の2着に敗北した。

12月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岡田祥嗣騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったルシーダカフェから3馬身差の2着となった。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で岡田祥嗣騎手（11戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で岡田祥嗣騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユノラングラーをアタマ差制して5勝目を掴み取った。

1月12日、中0週で迎えた17戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡田祥嗣騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトニフィカーレに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月20日、連闘で迎えた18戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた19戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマイチイチイをクビ差制して7勝目を手中に収めた。

2月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（14戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリファックスから7馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた21戦目は、アメジスト（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（15戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた22戦目は、桃の花スプリント（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた24戦目は、たんぽぽスプリント（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったディンプルから1馬身半差の2着となった。

3月23日、連闘で迎えた25戦目は、福山ジョッキーズグランプリ第1戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた26戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた27戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。