ウエルカムボーイ（1993年生、母スピードダイヤ）

ウエルカムボーイ（1993年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のローゼンガバナー（当時13歳）と交配したスピードダイヤが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川田中牧場。戦績は、地方29戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は1997年の御船まつり特別(A1)。

経歴

デビュー前

長谷川蓮太郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1995年）

10月6日、デビュー戦は野口睦三騎手を鞍上に据えて、2歳戦のなでしこ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月14日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のおみなえし特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口睦三騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコクファミリーから半馬身差の2着となった。

12月13日、中3週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月26日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、アラ系3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1996年）

2月27日、中8週で迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1二（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒトミドリームに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月22日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、大楠山特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーハシサカイに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、稲田堤特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンファミリーから1馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、丹沢湖特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた10戦目は、長十郎特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

10月7日、中4週で迎えた11戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、陣馬山特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中4週で迎えた12戦目は、石垣山特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミカワカズーンからクビ差の2着に惜敗した。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、禅寺丸特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた14戦目は、椿台特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビソウキングオーからハナ差の2着に甘んじた。

4歳（1997年）

1月9日、中2週で迎えた15戦目は、大師特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンイチバンに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月6日、中7週で迎えた16戦目は、稲子善行騎手を鞍上に迎えて、サンシャイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月19日、中5週で迎えた17戦目は、芦ノ湖特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったビソウウインから5馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般A2（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックタリヤに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

5月16日、中1週で迎えた19戦目は、みなと祭特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンツガルに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

6月18日、中4週で迎えた20戦目は、A2（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマディークレムに1馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

6月30日、中1週で迎えた21戦目は、サルビア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼンイチバンから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中2週で迎えた22戦目は、御船まつり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（13戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアオイビッグフォーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月4日、中6週で迎えた23戦目は、アゼリアカップ（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（14戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼンイチバンから1馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中5週で迎えた24戦目は、勝瀬橋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミカワカズーンから2馬身半差の2着に敗北した。

10月26日、連闘で迎えた25戦目は、セイユウ賞（上山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、ベイシティー特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1998年）

1月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から27kg戻して迎えた27戦目は、ハンデ戦の大師特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から24kg絞って迎えた28戦目は、ハンデ戦でオープンのアラ系一般A1以下（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は稲子善行騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A1以下（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。