ラブロジック（2008年生、母ローレルポラリス）

ラブロジック（2008年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「愛の論理」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時23歳）と交配したローレルポラリスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方23戦14勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の青桐特別(一般A2)。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3歳（2011年）

1月15日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

5月7日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/良）に出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

5月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ウィリアムズ騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

8月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた7戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のニシエイコメットを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアイマリカを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、ひろおサンタランド特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月17日、中5週で迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（2012年）

1月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた12戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

8月11日、約6か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

11月29日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒラボクジャパンに6馬身の差をつけて優勝

12月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハートオブミニーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月24日、中2週で迎えた16戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったメモリージルバに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2013年）

1月18日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーホウサリーに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月1日、中1週で迎えた18戦目は、ヤブコウジ賞（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウパーシーに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

2月7日、連闘で迎えた19戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、雪解賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヴィーヴァタキオンに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、こじし座特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた21戦目は、曲水賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた22戦目は、茅花賞（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペガサスプリンスに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月1日、中1週で迎えた23戦目は、こぐま座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったボンドストリートにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月18日、中1週で迎えた24戦目は、一人静賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダイナミックワルツに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、馬刀貝賞（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（7戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラガンリュウに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月6日、連闘で迎えた26戦目は、五月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（8戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒラボクローレルに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月27日、中2週で迎えた27戦目は、A・G・I特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（9戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた28戦目は、白鳥座特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（10戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボンドストリートに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月1日、中1週で迎えた29戦目は、雲海賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（11戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハハノアジツケに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月17日、中1週で迎えた30戦目は、ハイビスカス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（12戦9勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったミヤジチョビに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた31戦目は、コスモス杯（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（13戦9勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた32戦目は、青桐特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸部尚実騎手（14戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウィングヴェールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

9月18日、中3週で迎えた33戦目は、名古屋チャレンジカップヴァルカン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で戸部尚実騎手（15戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。