ハンデンキング（2018年生、母レジリアンス）

ハンデンキング（2018年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時15歳）と交配したレジリアンスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地牧場。2023年のウインターアタック(一般B C)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、城地牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、坂田行夫によって110万円で落札された。

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月12日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

3歳（2021年）

1月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

4月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

9月8日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

12月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C32（笠松ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のプレリュードノートに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、ビオラ賞（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンマルレジェンドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

4歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた9戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトレンチタウンを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月17日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

11月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた12戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5歳（2023年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

5月11日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカズノザンゲツに約14馬身の大差をつけて1番人気に応えた。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、吉田川特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルヨニキーヤに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月12日、中1週で迎えた18戦目は、多良峡特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたホウオウツインクル決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月27日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオメガローズヒルに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月22日、中3週で迎えた20戦目は、桜紅葉特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のプロージットに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月27日、中4週で迎えた21戦目は、ウインターアタック（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大原浩司騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月29日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、ウマ娘フジマサマーチ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のモーニングフジに1馬身の差をつけて8勝目を収める

5月22日、中2週で迎えた24戦目は、金華山特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本一心騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったエアミュニュレにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた25戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた26戦目は、星合特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。