レッドルレーヴ（2017年生、母ラストグルーヴ）

Red le Reve

2017.02.16

レッドルレーヴ（2017年2月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名+仏語で『夢』という名のユリ科の花。花言葉は貴重」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時16歳）と交配したラストグルーヴが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回。2020年のフラワーカップ(牝G3)で2着に入るなどの活躍をした。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 1戦0勝 [0-1-0-0/1]
• 総賞金 国内: 280万円
• 生年月日: 2017年2月16日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 藤沢和雄 美浦
• 馬主: （株）東京ホースレーシング
• 生産者: ノーザンファーム
• 一口馬主募集クラブ: 東京サラブレッドクラブ
• 一口馬主募集価格: 5,000万円 12.5万円×400口

指数の推移（直近7走）

• 7
  走
  前
• 6
  走
  前
• 5
  走
  前
• 4
  走
  前
• 3
  走
  前
• 2
  走
  前
• 前
  走

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 半馬身

ベストレース

• レース名: フラワーカップ
• 日付/馬齢: 2020年3月20日/3歳
• コース: 中山芝1800m 右
• 着順: 2着
• オッズ/人気: 8.6倍/4番人気
• 馬番/頭数: 14番/14頭
• 天候: 晴 17.2℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/稍速
• レースラップ: 平均=11.9/ラスト=12.6
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 8-8-8-6
• 馬体重 増減: 446kg +4
• 出走間隔: 中9週
• 騎手 斤量: L.ヒューイットソン 54.0kg

血統

概要

母のラストグルーヴは中央1勝（阪神芝[1800m]）。祖母のエアグルーヴは中央G1・2勝（東京芝[2勝:2000-2400m]）。曾祖母のダイナカールは中央平地18戦5勝2着3回。父のキングカメハメハは中央G1・2勝（東京芝[2勝:1600-2400m]）。

近親馬

• • 半伯母: アドマイヤグルーヴ 2000/JPN/サンデーサイレンス
  アドマイヤグルーヴ
• • 半伯父: フォゲッタブル 2006/JPN/ダンスインザダーク
  フォゲッタブル
• • 半伯父: ルーラーシップ 2007/JPN/キングカメハメハ
  ルーラーシップ
• • 全伯母: グルヴェイグ 2008/JPN/ディープインパクト
  グルヴェイグ
• • 全兄: ランフォザローゼス 2016/JPN/キングカメハメハ
  ランフォザローゼス
• • 半従姉: アドマイヤセプター 2008/JPN/キングカメハメハ
  アドマイヤセプター
• • 半従兄: アドマイヤトライ 2009/JPN/シンボリクリスエス
  アドマイヤトライ
• • 半従兄: ポルトドートウィユ 2012/JPN/ディープインパクト
  ポルトドートウィユ
• • 半従兄: ドゥラメンテ 2012/JPN/キングカメハメハ
  ドゥラメンテ
• • 全従兄: ヴァナヘイム 2014/JPN/キングカメハメハ
  ヴァナヘイム

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
牡	Native Dancer	5*7*7×7	5.46%
牡	Northern Dancer	5*5*7×5*6	11.71%
牡	Hornbeam	6×5	4.68%
牡	Nasrullah	6*7×7*7	3.9%
牡	Hyperion	7×6*7	3.12%
牡	Nearco	7*7*7*7×7	3.9%
牡	Big Game	7×7	1.56%
牡	Chanteur	7×7	1.56%
牡	Prince Chevalier	7×7	1.56%
牡S	Princequillo	7*7	1.56%
牝	Almahmoud	7*7×6*7	3.9%
牝	Lady Angela	7*7×6*7	3.9%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Kingmambo 1990 （USA）		Mr. Prospector 1970 （USA）	Raise a Native	Native Dancer
				Raise You
			Gold Digger	Nashua
				Sequence
		Miesque 1984 （USA）	Nureyev	Northern Dancer
				Special
父 キングカメハメハ 2001 （JPN）			Pasadoble	Prove Out
				Santa Quilla
		ラストタイクーン 1983 （IRE）	トライマイベスト	Northern Dancer
				Sex Appeal
父の母 マンファス 1991 （IRE）			Mill Princess	Mill Reef
				Irish Lass
		Pilot Bird 1983 （GB）	Blakeney	Hethersett
				Windmill Girl
			The Dancer	Green Dancer
				Khazaeen
母の父 ディープインパクト 2002 （JPN）		サンデーサイレンス 1986 （USA）	Halo	Hail to Reason
				Cosmah
			Wishing Well	Understanding
				Mountain Flower
		ウインドインハーヘア 1991 （IRE）	Alzao	Lyphard
				Lady Rebecca
母 ラストグルーヴ 2010 （JPN）			Burghclere	Busted
				Highclere
		トニービン 1983 （IRE）	カンパラ	Kalamoun
				State Pension
母の母 エアグルーヴ 1993 （JPN）			Severn Bridge	Hornbeam
				Priddy Fair
		ダイナカール 1980 （JPN）	ノーザンテースト	Northern Dancer
				Lady Victoria
			シヤダイフエザー	ガーサント
				パロクサイド

血統分類

• サイアーライン: キングマンボ系
• ファミリーナンバー: 8-f

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2020/11/14 東京	芝1800m 良 晴	ユートピアS 牝3勝クラス	リンディーホップ 1.3	15 / 18	1枠 1番	北村宏司	53kg	31.1	9人	9-8-8	35.1 / 36.3	442	-10
2020/09/12 中山	芝2000m 稍 曇	紫苑S 牝G3	マルターズディオサ 1.4	15 / 18	2枠 3番	三浦皇成	54kg	23.6	9人	6-6-6-9	36.7 / 37.2	452	+14
2020/04/26 東京	芝2000m 良 晴	サンケイスポーツ賞フローラS 牝G2	ウインマリリン 0.8	7 / 17	6枠 11番	M.デムーロ	54kg	5.2	3人	5-4-3	36.2 / 35.6	438	-8
2020/03/20 中山	芝1800m 良 晴	フラワーC 牝G3	アブレイズ 0.1	2 / 14	8枠 14番	L.ヒューイットソン	54kg	8.6	4人	8-8-8-6	36.3 / 36.6	446	+4
2020/01/13 中山	芝2000m 良 晴	3歳未勝利	(コトブキテティス) -0.1	1 / 15	2枠 2番	C.ルメール	54kg	1.3	1人	7-7-6-3	37.0 / 36.7	442	+6
2019/10/19 東京	芝2000m 重 曇	2歳新馬	フィリオアレグロ 0.1	2 / 13	1枠 1番	C.ルメール	54kg	3.5	2人	4-4-6	34.2 / 38.0	436

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額5,000万円（12.5万×400口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月19日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフィリオアレグロに半馬身届かず2着に敗北した。

3歳（2020年）

1月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のコトブキテティスを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月20日、中9週で迎えた3戦目は、L.ヒューイットソン騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したアブレイズに3/4馬身届かず2着となった。

4月26日、中4週で迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のサンケイスポーツ賞フローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3の紫苑ステークス（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に敗れた。

11月14日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上3勝クラスのユートピアステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。