メリディアンローグ（2017年生、母ジョリージョコンド）

メリディアンローグ（2017年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ならず者の頂点」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時15歳）と交配したジョリージョコンドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月4日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアールクインダムを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月26日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のオシリスブレインをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

12月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳1勝クラスのひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3歳（2020年）

5月2日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月13日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの八丈島特別（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のファントムグレイに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月30日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの支笏湖特別（札幌芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたアラスカ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスのtvk賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた11戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

4歳（2021年）

3月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた12戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月16日、中9週で迎えた13戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセプタリアンから3馬身半差の2着となった。

7月3日、中3週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2022年）

1月16日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた18戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの猪苗代特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月22日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は大江原圭騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクセッションから3馬身差の2着となった。

11月13日、中2週で迎えた20戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2023年）

1月22日、中9週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は大江原圭騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアムからクビ差の2着に甘んじた。

2月5日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイロゴトシから5馬身差の2着に敗北した。

5月14日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモルタルから1馬身半差の2着に敗北した。

6月3日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 小雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスヴァルナに6馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

11月18日、約5か月半の休養明けで迎えた25戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの南武特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/稍重）に出走。鞍上は大江原圭騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（2024年）

1月20日、中4週で迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。8着に敗れた。