クイズマスター（2000年生、母マルサロッチ）

クイズマスター（2000年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「クイズの出題者」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時12歳）と交配したマルサロッチが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）梅田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害3戦0勝、地方28戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般C15。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

9月15日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた4戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

3歳（2003年）

7月12日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた6戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた7戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベテルギウス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた8戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4歳（2004年）

7月3日、約9か月半の休養明けで迎えた9戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月7日、中4週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた11戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた12戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般C4 12（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルリュウホウから5馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバスピリットから6馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた14戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた15戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月19日、中2週で迎えた17戦目は、岩押特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2005年）

1月1日、中1週で迎えた18戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホウライトレジャーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月28日、中1週で迎えた22戦目は、リニモ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた23戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた24戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小山信行騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C17（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はオペラエースと並んで3着同着となった。

5月24日、中2週で迎えた28戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた29戦目は、一般C19（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスーパーエムアイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月8日、連闘で迎えた30戦目は、牝馬限定の一般C14（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた31戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた32戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小山信行騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るテンザンローズを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

7月11日、連闘で迎えた33戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシーズハイエストを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月21日、中0週で迎えた34戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた35戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（14戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（15戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた38戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリスタルビジョンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。