シンティエンディー（2015年生、母Hallnor）

経歴

デビュー前

3歳（2018年）

1月27日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

4月28日、中7週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

8月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り17着に敗れた。

4歳（2019年）

4月7日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月27日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月15日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサンレイレッカーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、ウーマんチャンス（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のワカクイーンを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したノーブルクィーンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた12戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のサニーリスペクトを3/4馬身振り切って2勝目を奪取した。

9月14日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた14戦目は、はくちょう座特選（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったソウシソウアイに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた15戦目は、季秋特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、クナップフラウに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月1日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた16戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサノノスカイをクビ差だけ差し切って優勝

11月15日、中1週で迎えた17戦目は、佐久島特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスッチェッソをクビ差振り切って4勝目を手にした。

12月13日、中3週で迎えた18戦目は、寄せ鍋賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ネイビーフラッグに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2020年）

1月17日、中4週で迎えた19戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフェノワールにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた20戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、ブランケット賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったフォーアネームに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニュークラウンに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月24日、中1週で迎えた22戦目は、こじし座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のナンヨーオートヌをクビ差振り切って圧倒的支持に応えた。

4月21日、中3週で迎えた25戦目は、おうし座特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフォーアネームに1馬身の差をつけて7勝目をマークした。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、ポピー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月14日、連闘で迎えた27戦目は、ナミガイ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトリマゴラッキに詰め切れず、1馬身差の2着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた28戦目は、ウツギ特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のメモリーパールに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月12日、中1週で迎えた29戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、ムーンストーンオープン（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた30戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のこと座特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

7月29日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（8戦4勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、スイングアリュールに交わされて7馬身差の2着となった。

9月8日、中2週で迎えた33戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6歳（2021年）

5月19日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた35戦目は、虎が雨賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた37戦目は、煮え渕ポットホール特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のミズデッポウに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月8日、連闘で迎えた38戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた39戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、青海原賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

2021年8月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。