ファンタスマゴリア(2011年生、母ダンシングエルフ)
Phantasmagoria
2011.04.07
ファンタスマゴリア(2011年4月7日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「走馬灯。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト(当時15歳)と交配したダンシングエルフが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は(有)槇本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方24戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の谷津干潟特別。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 30戦2勝 [2-5-7-16/30]
- 総賞金国内
- 642万円
- 生年月日
- 2011年4月7日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 松代真船橋
- 馬主
- 中田留明
- 生産者
- (有)槇本牧場
- 一口馬主募集クラブ
- ユニオンオーナーズクラブ
- 一口馬主募集価格
- 1,260万円6.3万円×200口
- 抹消情報
- 中央:2014年9月5日抹消
地方:2017年2月23日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のダンシングエルフは中央5勝(小倉芝[2勝:1200m],小倉ダ[1000m],阪神芝[2勝:1200m])。祖母のクラウドナインは中央平地2戦0勝。曾祖母のマイエルフは中央平地48戦9勝2着9回、地方1戦0勝。父のファンタスティックライトは海外G1・6勝(愛国芝[2勝:2012-2112m],米国芝[2勝:2213-2414m],英国芝[2004m],香国芝[2000m])。
7代内クロス
種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
---|---|---|---|
き | Nijinsky=ミンスキー | 3×4 | 18.75% |
き | Pharos=Fairway | 7*7×7*7*7*7 | 4.68% |
牡 | Northern Dancer | 4×4*5 | 15.62% |
牡 | Wild Risk | 5×6 | 4.68% |
牡 | Nearctic | 5*6×5*6 | 9.37% |
牡 | Nearco | 6*6*7×6*7 | 6.25% |
牡 | Menow | 6*6×7*7 | 4.68% |
牡 | Turn-to | 6×6 | 3.12% |
牡 | Bull Lea | 6*7×7*7 | 3.9% |
牡 | Princequillo | 6×7 | 2.34% |
牡 | Mahmoud | 7*7*7*7×7*7*7 | 5.46% |
牡S | Cohoes | 6*6 | 3.12% |
牡S | Pharamond | 7*7*7 | 2.34% |
牡S | Bull Dog | 7*7 | 1.56% |
牝 | Almahmoud | 6*6×6*7 | 5.46% |
5代血統表
父の父Rahy1985(USA) | Blushing Groom1974(FR) | Red God | Nasrullah | |
Spring Run | ||||
Runaway Bride | Wild Risk | |||
Aimee | ||||
Glorious Song1976(CAN) | Halo | Hail to Reason | ||
Cosmah | ||||
父ファンタスティックライト1996(USA) | Ballade | Herbager | ||
Miss Swapsco | ||||
Nijinsky1967(CAN) | Northern Dancer | Nearctic | ||
Natalma | ||||
父の母Jood1989(USA) | Flaming Page | Bull Page | ||
Flaring Top | ||||
Kamar1976(CAN) | Key to the Mint | Graustark | ||
Key Bridge | ||||
Square Angel | Quadrangle | |||
Nangela | ||||
母の父ダンシングブレーヴ1983(USA) | Lyphard1969(USA) | Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Goofed | Court Martial | |||
Barra | ||||
Navajo Princess1974(USA) | Drone | Sir Gaylord | ||
Cap and Bells | ||||
母ダンシングエルフ1993(JPN) | Olmec | Pago Pago | ||
Chocolate Beau | ||||
デイクタス1967(FR) | Sanctus | Fine Top | ||
Sanelta | ||||
母の母クラウドナイン1986(JPN) | Doronic | Worden | ||
Dulzetta | ||||
マイエルフ1975(JPN) | ミンスキー | Northern Dancer | ||
Flaming Page | ||||
マキノカツラ | ソロナウエー | |||
マキノサクラ |
血統分類
- サイアーライン
- ブラッシンググルーム系
- ファミリーナンバー
- 7
レース成績
経歴
デビュー前
ユニオンオーナーズクラブにて総額1,260万円(6.3万×200口)で一口馬主が募集された。
柴田光陽厩舎(栗東)へ入厩。
3歳(2014年)
2月15日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬(京都ダート1800m 曇/不良)に出走。馬体重は486kg。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
2月23日、連闘で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(京都ダート1800m 晴/良)に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。
6月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた3戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(阪神芝1800m 外回り 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。
7月19日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利(中京ダート1800m 雨/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手(1戦0勝)。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。
8月9日、中2週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(小倉芝1800m 曇/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
8月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利(小倉芝2600m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は和田翼騎手(2戦0勝)。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。
10月27日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の谷津干潟特別(船橋ダート1600m 曇/重)に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のダンシングシャドウに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月17日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2三四(浦和ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手(1戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、アプレイザルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
12月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2三(船橋ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手(2戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたスキャットマン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
4歳(2015年)
1月13日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2三(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手(3戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
2月11日、中3週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、成田漬物本舗 たかな漬け賞(船橋ダート1500m 晴/重)に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
3月9日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2四五(船橋ダート1500m 小雨/不良)に出走。鞍上は張田京騎手(4戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
3月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四五(川崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手(5戦1勝)。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
4月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四(船橋ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は今野忠成騎手(1戦0勝)。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。
5月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2三(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手(2戦0勝)。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
7月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C2三四(船橋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手(3戦0勝)。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。
8月5日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた17戦目は、一般C2四(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手(4戦0勝)。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。
8月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五六(川崎ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手(5戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のウインサラを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。
9月9日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた19戦目は、スカパー!南関東地方競馬チャンネル賞(船橋ダート1600m 雨/不良)に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手(6戦1勝)。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
10月5日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた20戦目は、一般C2二(船橋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手(7戦1勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったイトハユリに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
10月26日、中2週で迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、鴻巣市観光協会賞(浦和ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2二(船橋ダート1600m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手(1戦0勝)。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
12月9日、中3週で迎えた23戦目は、楽天競馬賞(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手(2戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。
5歳(2016年)
1月3日、中3週で迎えた24戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八(川崎ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
1月20日、中1週で迎えた25戦目は、小松菜ハイボールをもう1杯!(船橋ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手(1戦0勝)。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパンパードサマーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
2月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四五(浦和ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手(2戦0勝)。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。
2月16日、中1週で迎えた27戦目は、山口宏之生誕43周年記念杯(船橋ダート1200m 晴/不良)に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手(3戦0勝)。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。
12月7日、約10か月の休養明けで迎えた28戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、よみうりランド ジュエルミネーション賞(船橋ダート1200m 曇/稍重)に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。
6歳(2017年)
1月10日、中4週で迎えた29戦目は、一般C3(船橋ダート1200m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手(1戦0勝)。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
2月10日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3(船橋ダート1000m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手(2戦0勝)。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったエクセレンフレールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。