ベンテンミドリ（1984年生、母タイヘイセダン）

ベンテンミドリ（1984年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフリートウイング（当時18歳）と交配したタイヘイセダンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小田健一。戦績は、地方12戦7勝2着2回、海外16戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の鏡ケ浦特別(C3二)。

経歴

デビュー前

三間典夫厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1987年）

6月8日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフアイナルシヨツトに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデユールに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月29日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングメロデイに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1988年）

3月23日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、一般C4六（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のインテルポストに1馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

4月4日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタントクレニンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月3日、中3週で迎えた7戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、溝井啓二騎手を鞍上に迎えて、水郷特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のブラツクシヤープに7馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

7月13日、中7週で迎えた9戦目は、鏡ケ浦特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシバロツキーに2馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

8月5日、中2週で迎えた10戦目は、鵜原特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンミストから5馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中9週で迎えた11戦目は、畜産会長賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は溝井啓二騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミロクから1馬身差の2着となった。

11月10日、中3週で迎えた12戦目は、堀田正明騎手を鞍上に迎えて、ノーベンバー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。