ホクセンシシオー（2016年生、母マーベラスロマン）

ホクセンシシオー（2016年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（北千住より）＋獅子王」。毛色は鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時8歳）と交配したマーベラスロマンが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井亨。主な勝ち鞍は2020年の一般B2四。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

6月16日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は514kg。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月29日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったクロスザオーシャンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月7日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

9月21日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた4戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたシントークロヒメ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、アートノーブルに半馬身交わされて2着となった。

10月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のヤシャジンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヴィクトワールメイに2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

4歳（2020年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィクトリーパワーに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のペプチドアスカに2馬身半の差をつけて優勝

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、アルアンダルスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

6月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月29日、中3週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた18戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

7月14日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、ジュライカップ（盛岡芝1700m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（11戦3勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

8月24日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（12戦3勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月5日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた23戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた24戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、もみじ賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた25戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズチャンピオンシップ第1戦（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた26戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

5歳（2021年）

1月21日、中8週で迎えた27戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた29戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた30戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた32戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1230m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長尾翼玖騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で長尾翼玖騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月29日、中6週で迎えた36戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた37戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート820m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

2021年9月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。