カズミサチフジ（1996年生、母タクマサチフジ）

1996.04.15

カズミサチフジ（1996年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のカヅミネオン（当時10歳）と交配したタクマサチフジが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小西 章。戦績は、地方34戦10勝2着4回。2002年のジューンカップ(アラ系一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1998年）

10月27日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 雨/重）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーゴダイセンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカサイアップに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

12月10日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノジョージに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3歳（1999年）

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルエフライアンに2馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

10月6日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、リフレッシュパーク市川特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイジンマックスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月16日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、大中遺跡特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーブリザードをクビ差制して6勝目を手中に収めた。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドミラルから3馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた11戦目は、静御前特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサザンキングダムに4馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

4歳（2000年）

1月4日、中1週で迎えた12戦目は、ふくじゅそう（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマノノトップガンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月27日、中2週で迎えた13戦目は、洲本ポン太特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で赤木高太郎騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドミラルからクビ差の2着に甘んじた。

2月23日、中1週で迎えた15戦目は、ウインターカップ（園田ダート1870m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のタッカースカレーに2馬身の差をつけて9勝目をゲットした。

3月8日、中1週で迎えた16戦目は、播磨賞（姫路ダート2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は赤木高太郎騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライバルサンダーからハナ差の2着に惜敗した。

4月12日、中4週で迎えた17戦目は、アラ系5歳以上（園田ダート1870m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた18戦目は、兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2001年）

3月6日、約10か月の休み明けで迎えた19戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、つばき（姫路ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の大中遺跡特別（姫路ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は赤木高太郎騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた22戦目は、兵庫大賞典（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1870m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のみついし 昆布特別（園田ダート1870m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた25戦目は、ゆかたの似合う城崎温泉特別（園田ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の龍野赤とんぼ特別（姫路ダート1800m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトライバルサンダーに半馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

8月15日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンの摂津盃（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（7戦2勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

6歳（2002年）

4月11日、約8か月の休み明けで迎えた28戦目は、卯月特別（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のフレッシュバージャー特別（園田ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた30戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、ジューンカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドアイから1馬身差の2着となった。

6月26日、中2週で迎えた31戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、九州アラブグランプリ（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、約4か月半の休養明けで迎えた32戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた33戦目は、川辺川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2003年）

1月1日、中2週で迎えた34戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、初春特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。