マノノトップガン（1996年生、母アカシアプリテイ）

マノノトップガン（1996年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスマノヒツト（当時15歳）と交配したアカシアプリテイが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は林秀雄。戦績は、地方27戦14勝2着3回。2002年のアラブ大賞典(アラ系3歳以上)に勝利した他、2002年の九州アラブグランプリ(アラ系3歳以上)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

渡辺幸生厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1998年）

12月15日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマユミサンサンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1999年）

1月2日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケンシルバーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月27日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオオトミクインに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月26日、中7週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のツカサスイホウに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月6日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシグナルクィーンに3/4馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のアクティブブーケに3馬身の差をつけて6勝目を手にした。

11月17日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサザンキングダムに2馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

12月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、淡路ビーフ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフクノヒットに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2000年）

1月4日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、ふくじゅそう（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズミサチフジから3馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中6週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンティアラをクビ差制して9勝目を手にした。

3月8日、中1週で迎えた12戦目は、播磨賞（姫路ダート2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた13戦目は、アラ系5歳以上（園田ダート1870m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小牧太騎手（8戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた14戦目は、鈴木優治騎手を鞍上に迎えて、ハリマ一宮福知渓谷特別（姫路ダート1800m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた15戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、白鷺賞（姫路ダート2000m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のワシュウジョージをハナ差制して勝利を手中に収めた。

12月12日、中3週で迎えた16戦目は、中町けやき特別（園田ダート1870m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木優治騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクスピードからクビ差の2着に惜敗した。

5歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた17戦目は、小林克己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、フォレストステーション波賀特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた19戦目は、兵庫大賞典（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林克己騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた20戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、志布志湾特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワンダーリンボーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月28日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、松浦川特設（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた22戦目は、球磨川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパージョージに5馬身の差をつけて優勝

12月16日、中3週で迎えた23戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、緑川特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6歳（2002年）

6月2日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた24戦目は、有明海特設（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキングダイオーをクビ差振り切って休み明けの一戦をモノにした。

6月26日、中2週で迎えた25戦目は、九州アラブグランプリ（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウザンシンオーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月11日、中6週で迎えた26戦目は、アラブ大賞典（荒尾ダート2150m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のニシケンシーザーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7歳（2003年）

9月3日、約13か月の休養明けで迎えた27戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、菊池川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。