エムテイロード（2016年生、母カリスマテーラー）

エムテイロード（2016年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主イニシャル＋神」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンラー（当時8歳）と交配したカリスマテーラーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2020年のしんやだけどまだまだ若い記念(一般B2五)。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月9日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

3歳（2019年）

1月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

6月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた3戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登舳倉島賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月14日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の悟君2回目来場お土産代取るぞ記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したヴィンチェロを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、タイガーロータスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月8日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクィーンライナーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、祝☆福谷浩二生誕50周年記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったアイゴットイットに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックファラオに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた13戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、河北潟ふれあいフェスタ賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月19日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るレッドルーナを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を手にした。

12月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたウエスタンソレイユ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2020年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴァトナヨークトルを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って優勝

3月29日、中1週で迎えた19戦目は、楽天競馬でポッイントもらっちゃおう賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた21戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったミリノカイザーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るドリームリッチを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月7日、中1週で迎えた25戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

8月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた28戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた29戦目は、（公社）新潟県畜産協会長賞特別編成（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた30戦目は、金なし嫁なしでも競馬を愛するリアル両津杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた31戦目は、楽天競馬で金沢けいばを楽しもう賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた32戦目は、楽天競馬杯ポイント貯まる賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた33戦目は、しんやだけどまだまだ若い記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシオジレアに1馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

11月17日、連闘で迎えた34戦目は、未来は百万石ジョッキー賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（15戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（16戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた36戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2021年）

1月16日、中2週で迎えた37戦目は、祥雲賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。